ハーネスのケーブル

ゲーム基板で遊ぶ時、場合によってはハーネスの製作が必要となります。

コネクタやピン配列はゲームによって異なりますが、解説されているサイトもたくさんありますので、ここではケーブル・ワイヤーについて記述します。


以下の写真は、セガのエアロシティ・アストロシティ時代の純正JAMMAハーネスです。
<オモテ・部品面>


<ウラ・ハンダ面> 

電源は太め、その他は細めの電線が使われていますね。

種類はこんな感じでした。
5V,-5V,GND AWG16(22A)
12V AWG18(16A)
ボタン・スティック類 AWG22(7A)
RGB AWG24(3.5A)

AWGはケーブルの太さの規格で、数字が大きいほど細い電線です。
太いほど、高い電流に耐性があります。(文末のカッコ内が最大電流値)
5Vの配線はゲーム基板では一番電気が流れるので太めなのです。

電源の配線に細い電線を使ってしまうと、発熱によって皮膜が溶けたり燃え上がることもあるので注意してください。

コネクタの端子部分を覆っているのは、熱収縮チューブです。
各端子のショート防止、酸化抑制などに効果があります。


はんだ付けを伴う作業になりますので、初心者の方は特に注意してください。
十分な知識と経験をお持ちの方は、部分的に省略することもあるようです。
また、製作代行を行う個人・業者・販売店もあるようです。


電線は、ワイヤー、ケーブル、ラインという呼び方もありますが同じです。
複数のメーカーから発売されており、電線の固さや芯線の材質の違いがあります。
好みに応じて使い分けるのもいいでしょう。 長さもお好みでどうぞ。

<参考>
https://www.fa.omron.co.jp/guide/faq/detail/faq02961.html
https://www.batteryspace.jp/html/page28.html

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